紙製品の特長の一つに「リサイクルが容易」という点が挙げられます。
ですが、紙の種類によっては一概にそうとは言えないものも御座います。
今回は、その点でよくご質問を頂く「耐水紙の古紙リサイクル」についてお話したいと思います。
一口に耐水紙と言っても、ユポやストーンペーパーの様な合成紙であったり、紙の表面にラミネート加工を施したもの、樹脂コーティングしたもの、紙そのものに薬剤で耐水性を持たせたもの等、様々な紙が御座います。
合成紙については、木材パルプで作られたものではないので、古紙リサイクルは不可になります。
ラミネート加工されたものも、古紙品質を阻害するため不可となります。
また、紙コップや紙皿、クリーニングに使われている紙製のタグ(耐洗紙と言います)も古紙リサイクルが不可となります。
紙はリサイクルの際に水で離解させるので、結局はその時点で離解することが出来ないほど強い耐水性を持つ紙はリサイクルが不可という扱いになってしまうのです。あと、汚れが付いているものは例え離解するものであってもリサイクルは出来ません。
機能紙選定ナビに掲載している 耐水耐油紙ポエムーS や OKレインガード は古紙リサイクルが可能ですので、プラスチック製から紙製へ変えたい、そして、どうせなら燃えるゴミではなくリサイクルが容易なものにしたいという場合には是非ご検討頂けたらと思います。
耐水耐油紙ポエムーS / OKレインガード についてはこちらで解説しております。
耐水紙で「古紙リサイクル」できるもの まとめ
古紙リサイクルに回すのは、わかるものだけで大丈夫です。わからないものは 燃えるゴミでOK!
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紙のリサイクルについてはこちらも参考に↓
合成紙「ユポ」は古紙リサイクルに回せませんが
環境に優しい側面も持ち合わせます。
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一般的な「紙」より
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