鮮度を保持することが枝豆の美味しさの秘訣
枝豆の旬は、7〜8月からが美味しいシーズンと言われています。枝豆を美味しく家庭まで届けるために、収穫は気温の低い早朝に実施し、味や食感、色味を損なわないように日々作業されている農家も多いかと思います。枝豆の鮮度保持については、代謝速度を低速にすることが、最も効果的であるといわれています。つまり、凍結しない程度の低温下、暗中に放置することがポイントとなります。
枝豆の鮮度保持方法
枝豆は収穫後の保管場所の温度もポイントになります。貯蔵温度が、0℃と20℃と比較した場合、収穫後8時間で0℃の場合、糖含有量が2%減少したのに対して、20℃の場合は糖含有量が18%減少しています。鮮度を保持するには、低温で管理することもポイントとなります。
(農研機構様 参考資料:https://www.naro.affrc.go.jp/org/tarc/to-noken/DB/DATA/041/041-287.pdf)
収穫後の配送時の温度が美味しさに影響?
保冷剤と
枝豆の鮮度は、収穫後から2〜4日と短く、早く家庭に届ける必要があります。そのため早く発送することと、梱包内を低温にすること、この2つが鮮度保持のポイントになります。しかし、低温発送するために、多くの枝豆農家は、収穫した枝豆と保冷剤を一緒に発送している農家も多いかと思います。
実は枝豆の鮮度が保つポイントの1つとして、「結露防止」があります。。保冷剤とともに発送する場合、結露が発生してしまい、それにより枝豆の品質が劣化してしまう可能性があります。
保冷剤による枝豆の品質劣化
実際に枝豆と保冷剤を入れて、発送していた農家さんからは品質の劣化を悩んでいました。
美味しさを保つ秘訣は「吸水紙」?
新潟のある枝豆農家の悩み……
ある枝豆農家は、朝採った枝豆を美味しく届けるために、保冷剤を入れて発送していました。しかし、鮮度を保持するために保冷剤を入れていましたが、逆に結露による影響と冷えすぎるために品質を劣化してしまうことが課題でした。
そこで保冷剤の結露を吸収することと冷えすぎ防止のために、「吸水紙」を活用することで枝豆の鮮度を保持し、美味しい枝豆を配送することに成功しました。
吸水紙は保冷剤からでてくる結露と保冷剤が枝豆と直接触れることによる冷凍焼けを防いでくれます。
「吸水紙」とは
吸水紙とは(正式名称:青果物吸水紙)とは、機能紙選定ナビを運営する田村商店と、北越コーポレーション株式会社が共同開発した「吸水紙」です。一般的な吸水紙より吸水度 / 剥離強さ / 紙の厚みがあるのが特徴です。用途としては、魚の氷焼け防止として漁業向け。機械の油漏れ対策や工場内の整備部品一時置き場などの工業用途として様々な活用方法が見込める紙なんです。
吸水紙を使って枝豆の配送
吸水紙を使って配送することで、結露の吸水や低温劣化防止だけでなく、クッション性を有したことで、枝豆の保護にも役立ちました。
青果物吸水紙と吸水紙との違い
弊社で扱っている「青果物吸水紙」と一般的な「吸水紙」の違いは、他の吸水度 / 剥離強さ / 紙の厚み が優れていることが試験の結果からわかっています。
結露対策と冷過防止が発揮されることで、冷気を吸収し、美味しさが長く保てます。
また、パッケージや袋を変える必要がなく、梱包に吸水紙を入れるだけでコスト面や作業面の負荷も多くかからないのがメリットです。
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まとめ
青果物吸水紙は低温配送する野菜の鮮度保持に最適!
野菜の鮮度を保つには、採れたてを低温配送するのがポイントです。そのために多くの農家は、保冷剤を使って配送しています。しかし、保冷剤による結露と低温が逆に品質劣化を招いてしまうのが課題でした。
そこで、保冷剤の結露を吸収し、保冷しすぎないクッション材として、「青果物吸水紙」が効果的でした。採れたての枝豆の美味しさをそのままに、ご家庭に届けられることでしょう。
鮮度を保持するためにおすすめな野菜
一般的に野菜の鮮度を保持するために、保冷剤で配送する野菜には効果があると考えています。今後は、他の野菜などで効果を検証していきたいと考えています。
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こちらの吸水紙は『青果物吸水紙』といいます。弊社オリジナルの吸水紙です。
「青果物吸水紙」については、新鮮な野菜を作っている農家さんに是非使っていただきたい製品になります。農家のお客様の抱えた悩み・不満に対して、改善を重ねてきました。
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