和紙とは?
和紙(わし/わがみ)とは、日本が古来より使用してきた紙で、欧米から伝わった 洋紙(西洋紙)とは異なり、日本古来の材料を活用し漉(す)かれた紙のことを指します。
主な材料 (Wikipedia引用)
麻
楮(こうぞ)
三椏(みつまた)
雁皮(がんぴ)
檀(まゆみ)
苦参(くじん)
フキ
マニラ麻
和紙 と日本紙 は同じ紙のことを指します。

洋紙とは?
和紙とは異なり、洋紙 とは西洋から伝わった製法で作られた紙のことを指します。主に木材(パルプとも言います)などを機械的、または化学的に処理して作られた紙のことを指し、日本では現在、紙および板紙(一般的な紙より厚いもの)のほとんどが洋紙となっております。
基本的には私たちが日々の生活で触れる紙のほとんどは 洋紙 です。
メモ帳
手帳
ノート
教科書
本 など、
その他、新聞用紙(新聞紙),印刷用紙(コピー用紙など),筆記用紙(ノートなど),図画用紙,包装用紙(包装紙),薄葉紙(薄い紙),雑種紙なども洋紙にあたります。

和紙と洋紙の違い
前述の通り、和紙 と 洋紙 とでは「紙」という括りでは同じですが、違うものを指します。
その違いは挙げればきりがないですが、その中の一つ 印刷適正 の違いが大きいです。
昔は日本独自の原料や製法(手漉き)で、一般的に和紙が使われて来ました。
ですが明治に入って西洋から紙漉きの機械が入ってくるようになり、製紙工場が作られ日本における洋紙の歴史が始まったそうです。
和紙は表面が粗くデコボコしている為、インクのりが悪く印刷向きではありません。
逆に洋紙は繊維を細かく砕いた木材パルプを原料としている為、表面はなめらかでインクのりも良く印刷に向いています。
そういった特徴の違いもあり、明治以降、印刷物が普及するにつれて洋紙の時代が来たのです。
ですが和紙には洋紙にはない良さが沢山あり、現在までいろいろな物に使われております。



和紙の特徴・作業工程

和紙には、保存性・柔軟性があり耐久性にも優れています。
強度が強いので、和傘や紙布(しふ)で作られる着物もあるそうです。
和紙作りの工程を簡単にですが、説明させて頂きます。
原料を一昼夜 流水に浸け、その後 黒皮やゴミなどを洗い流しアルカリ液で繊維を煮ます。(昔は木灰でアルカリ液を作っていたそうです)
そうして煮た原料を機械で細かくします。(昔は棒でたたき、束になっていた繊維をバラバラにしていたそうです)
最後に水の中で細かくバラバラになった繊維を紙状に薄く抄うのが紙漉きになります。
水を切り、水分を抜き乾かして出来た物が 和紙 となります。
簡単に工程を説明しましたが大変な作業です。昔は、もっと大変だったでしょうね・・・

まとめ
和紙の歴史は古いので日本全国 和紙の生産地がありますが、中でも有名なのが日本三大和紙と言われている美濃和紙・土佐和紙・越前和紙です。
そこで生産される物は非常に貴重な物だと言えるでしょう。
時代の流れとともに、和紙の生産 使用量も減ってきているのが現状です。
ただ、何時になっても和紙にしかだせない良さという物があります。
現在でも、いろいろな物に商品化されています。
定番と言えば、建具・障子・提灯・扇子・うちわ等々ですが、最近ではそれをアレンジして、お洒落なアクセサリーなどの小物としても販売されているそうです。
まさに伝統工芸品ですね!
今後も和紙の良さを深める為にも伝統的な部分に加へ、新しい発想が必要になると思います。
皆さんも和紙にふれる機会を作ってみてはいかがでしょうか?
和紙の良さと、新しい発見が広がると思いますよ!



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