紙製テイクアウト容器(食品)のメリット/ポイントをご紹介

目次

紙製テイクアウト容器について

ここ2年の間に飲食店を中心にテイクアウトの需要が高まりました。
今では多くの店舗でテイクアウト販売に力を入れています。

テイクアウトの際は「プラスチック製容器」の活用が大半を占めておりましたが、環境・脱プラへの関心が非常に高くなっており「紙製テイクアウト容器」が注目を集めています。
最近ではテイクアウト容器のデザインがお洒落なものも出てきており、デザインの凝った容器がSNSで話題を集めています。

この記事では紙屋として紙容器にした場合のメリット/ポイントを4点ご紹介します。

紙製にすることでのメリット/ポイント

① 耐水・耐油性

食品を入れる場合、耐水・耐油性は重要なポイントになります。
紙の特性として湯気などで容器がふやけてしまったり、油染みになってしまいます。
しかし、耐水・耐油性の機能を備えた紙(耐水・耐油紙)を活用したり、容器内側にフィルムを貼ることにより適切なテイクアウト用として使用する事が出来ます。


② 熱の伝導性

紙は熱の伝導が低い性質があるので、厚い紙を使うことで安全に配慮することができます。
また保温性も優れているのでテイクアウトに適しています。

扱う際の注意点として「容器がレンジ対応かどうか?」という点を確認しておくことが必要になります。
食べ物が冷めてしまった際、レンジで温める場合が想定されます。
紙容器は空気中の湿度等で水分を含んでいるので強度が弱くなったり、場合によっては発火の可能性もあります。
紙容器で電子レンジ使用可能な商品もありますが、内容物・加熱時間によって変わってきますので、注意が必要です。


③ お洒落なイメージが可能

冒頭で記載した通り、近年はSNSの発達により機能性だけでなく「デザイン性」も重視されます。
買う側の立場で考えると価格・味が似たような場合においては容器のお洒落差で選ばれる可能性もあり、大きなメリットとなります。紙はプラスチック容器と比べた場合、一般的に成型しやすく色柄もつけやすいのでお洒落な仕上りが可能です。


④ 環境問題に対する企業のイメージアップ

「環境」に対する意識は世界的に高まっております。
日本においても同様で、環境への取り組み・脱プラスチックの動き・SDGsの取り組みなどが注目されています。

特に海洋プラスチック問題はメディア等でも頻繁に取り上げられ関心が年々高まっており、2050年には魚よりも重い量のプラスチックが海に溜まってしまうと懸念されています。

プラスチックは分解されない性質を持っています。
一度海洋に流れてしまうと回収はほとんど出来ません。
日本政府の取り組みとしても、まずは「プラスチック排出量を減らす」取り組みを進めています。
上記の理由から「プラスチック製品を紙や他の素材に置き換える」動きが企業でも加速しており、国民もその活動に注視している為、総じて企業のイメージアップに繋がるのです。

まとめ

テイクアウト需要が高まっている昨今、今後も弁当・テイクアウト容器の商品が増えていくことが予想されます。
中でも世間が関心を寄せている環境に配慮した紙容器は今後も注目されることでしょう。

機能を正しく理解し、使用用途にあった紙を選べば耐久性の問題もクリアすることができます。
また紙容器の使用により、お洒落感も出てビジネスの幅も可能性もぐっと広がります。

まずは紙容器への移行をご検討いただき、利用に関してのご不明点や不安点等ございましたら弊社にご相談ください。

電話でのお問い合わせ  ☎:0258-46-9110


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